2019年04月22日

もも綴じは機械縫いとは違う

畳の框巻き作業で高級品は、もも綴じ(こてぬき)で行います。畳針を畳表面に抜かないので綺麗に仕上がります。難点は畳表を引く作業が少なくて、框が締り難くなります。高級品の板入れ畳は板を入れる作業で框を締め固めているので、もも綴じで済む訳です。畳機械屋さんが「機械縫いはもも綴じですから」と平気で言っている現状に、情けないやら、腹が立つやら、畳屋が仕事を知らないとなめているのか? 畳表を引く事が出来ない機械縫いは、もも綴じとは全く違います。

posted by 四代目 at 18:20| Comment(0) | 畳の基本

2019年03月18日

畳糸の繋ぎ方

畳糸は麻に撚りを掛けて二つ折りしますので、片方に輪ができます。この輪の部分が縫い始めになります。
糸を繋ぐ時には針穴にこの輪の部分を通し、前の糸を輪に通し、輪と抜いた糸の根元を左手の親指と人差し指押え、右手で糸の撚りと逆方向に撚り、糸を割り、左手人差し指で開き、前の糸を割った糸に巻き付けます。
繫ぎ方は、片繋ぎと本繫ぎの2種類があります。繋いだ糸を解く作業のある手縫い床製作では片繋ぎで行います。通常の仕事では本繫ぎで繋がないと、作業中に糸が抜ける事があるので丁寧に繋いで欲しいものです。新調の返し縫いで締める時に抜けた経験のある方は繋ぎ方が間違ってます。

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2019年02月25日

裏爪

DSCN3697.JPG縁無し畳の板入れです。頭板の爪取りは、板の裏側を削ぐ裏爪です。通常の板入れ畳が表側を削ぐ表爪なのは口ゴザを入れるためで、昭和の時代の技能検定の学科試験で爪取りには表爪と裏爪があると出題された記憶がありますが、平成になってからは記憶がありません? 頭板の最初の穴の位置も表爪とは違います、共に忘れられた仕事にしては困ります。

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2019年02月07日

針が落ちない

DSCN3550.JPG目積織の化学表で作った半畳縁無し畳です。見難いですが、裁縫の針を畳の合わせ目に置きました。出来はイマイチですが、裁縫の針は下に落ちないで済みました。これが縁無し畳の基本です。

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2018年12月04日

中継ぎ表のヒゲ削ぎ

DSCN3401.JPG中継ぎ表の裏返しで、ヒゲ削ぎをしています。中継ぎ表の裏返しは何十年ぶりです。ヒゲ削ぎは何時、毟り取るか? 畳表を固定してしまうと削ぎ難く、畳表を引いてないと削げません。その中間がヒゲ削ぎ時です。

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