2020年02月29日

縁無し畳の表張り

IMG_1060.JPG  縁無し畳は後框が基本です。折り曲げた畳表の四隅のみに待針を打ちます。 通常のように待針を打つと畳表を引く事ができません。
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2020年02月20日

縛りを掛ける

隙間が無い畳を製作するには部屋に合わせて採寸をしますので微妙にサイズが違ってきます。採寸法と呼べるのは部屋の対角線の誤差から部屋の歪みを出す、割本法(振り歪法)と 部屋の隅で角度を測る、三四五法があります。共にピタゴラスの定理に数値を求めます。部屋の四方向に糸を張りその数値を採寸帳に記入します。部屋の二方向だけ糸を張り残りは採寸差しで長さを測り差し引き計算をすれば済みますが、その採寸が正しいか如何かは畳を敷き込むまで判りません。 四方向に糸を張るから、最後に胴付き寸法の数値と張った糸の数値が同じ事を検算をする、縛りを掛ける事が出来ます。 理屈は簡単ですがコレが難しい。
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2019年12月10日

縁無し畳の曲げ方

IMG_0824.JPG  浸漬した畳表を曲げています。大包丁の凸部分を使用します。見た目は畳表を切りそうですが、包丁を滑らさなければ大丈夫です(畳表を一枚、二枚くらいは切っても経験です) 折り目は細く深く入れる程、曲げ易くなります。残念ながら日本中で折り目を縁引きや待ち針で入れるのが多く見られますが、折り曲げ箇所が折れ易くなります。 「キズを付けたら裏返しが出来ないだろう 」が三代目の口癖で七島表でも包丁で折り目を入れていました。 
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2019年12月09日

縁無し畳の浸漬

IMG_0822.JPG  熊本県産のひのはるか表を半畳縁無し畳にします。第一段階は水に浸漬します、外から2目の経糸の際を折るので4目程度まで漬けます。浸漬時間は夏場と冬では違ってきます、本日は寒いのでお湯を加えて少し温くしています。 通常の畳表を使用して半畳縁無し畳にするのが本当の仕事で明治以降の近代和風建築の中から生まれてきた洒落た仕事で、畳屋の仕事としては新しい仕事です。
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2019年10月18日

ワタリのきせ

IMG_0656.JPG  平刺しと言われる畳縁を縫い付けた後に一緒に縫った下紙にワタリと言われる道具で畳縁を折り返す位置に筋を引きます。業界用語で、ワタリのきせ、とか単にきせと言います。縫った糸の内側に5厘(1.5ミリ)の間隔が基本です。平刺し工程が悪いと縫った箇所の縫い目が見えるので、きせを広くとる仕事を多く見かけますが、個人的には3ミリが限度と思います。 これ以上、きせを広くすると、畳縁の折り返した箇所が浮き上がり足裏に触り、これが畳縁に躓く原因です。
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