2021年01月23日

手縫い床の重量

IMG_0911.JPG手縫い畳床の掛け縫い床です。
手縫い畳床は縫い方により締め上がり重量の限度があります(糸で縫い締めるのですから縫い方で重量の限度が出来てしまいます)。安物の棒縫い床で五貫目(おおよそ20キロ)筋縫い床で八貫目(おおよそ30キロ)掛け縫い床で十貫目(おおよそ40キロ)です。
ワラで畳床の形にするには重量より小さく縫う製作法が耐久性のある畳床を作る基本のようで、掛け縫い床では200年以上、筋縫い10通り床でも150年使用出来ている畳もあります。
明治末から大正時代に発明された畳床を機械で縫う製畳機(せいじょうき)の初期段階では手回しと呼ばれる人力でハンドルを回して作っていたので針足間隔が広く五貫目床が限度でした。昭和30年代の製畳機でも八貫目床が限度で、昭和40年代になり針数が増えて十貫目床が出来るようになりました。 が重量過多で硬くて座っていると足の痺れる畳が多くみられます。原因は芥(切ワラ)の量が多過ぎるからです。


posted by 四代目 at 10:53| Comment(0) | 手床

2021年01月05日

カイゴモ

IMG_1792.JPG昨年は出来なかった手縫い床製作を始めようとカイゴモを作りましたが、明日より七草寒波で再び雪が降りそうです。恐羅漢が呼んでるぜ! スキーが優先かな? 道楽が過ぎる!と叱られそう、、、、、。
posted by 四代目 at 16:38| Comment(2) | 手床

2020年01月23日

IMG_0899.JPG畳屋ですから、仕事は付け台でするのが基本です。付け台は高さ1尺が基本ですので、手縫い床製作では床の中程の畝は背中で背負って縫うような形になります。指の感覚が大事です、だから早く縫えるのです。 馬に床材を乗せて縫うなど、言語道断と昔のと畳屋さんなら怒ったと思います。技術が無いのですから見て縫うので時間が掛かるのは致し方無いとお許しを頂きたいです。自分が使用しているのですが、馬は邪道です。
posted by 四代目 at 21:25| Comment(0) | 手床

2020年01月20日

小掛けは締めた後

IMG_0940.JPG  一番の丸畝には小掛けを床締めが済んだ後に表側から縫います。上前側と下前側は小掛けの位置が一段ズレます。今回の床裏面には小掛けから横方向に22本の縫い目が入ります。職人の手間賃は両小掛けで一畝と見ますので22本分です。
posted by 四代目 at 19:06| Comment(0) | 手床

2020年01月19日

粗締め

IMG_0922.JPG重労働の粗締め作業です。畳屋の倅で大工の棟梁さんに成られた方は「手縫い床の締めはキツイ、だから俺は大工になったんだ! 台鉋で天井板を削る方が楽だ!」現場に採寸に伺うと、職人さんの弟子時代の苦労話を聞いたものでした。
posted by 四代目 at 18:38| Comment(0) | 手床