2023年01月21日

胴菰

IMG_0529.JPG 手縫い床製作の胴菰製作です。作る畳床によりますが胴菰の重量は総重量の半分が基本です。ワラ床の基本は胴菰が半分でその半分が下配で残りを横配、肌菰(化粧配)に配分します。 掛け縫い床で重量が八貫目から十貫目ですから胴菰は四貫目(15キロ)から五貫目(19キロ)になるように秤で量って製作します。 最上級品で20玉で編みますから一玉は1キロ弱ですので、大きな玉になり、ワラ縄で編むようになります。筋縫い床で6貫目から8貫目ですから大凡、40玉から30玉で編みます。
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2022年11月04日

手縫い床の締め直し

IMG_2680.JPG 手縫い床の締め直しの、締め作業の写真です。掛け縫い床なので、掛け縫いで同じ本数を縫います。
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2022年04月20日

春日権現験記絵巻

P1030200.JPG  畳の構造が判る資料に春日権現験記絵巻があります。僧が畳を幅方向で抱えて運んでいる絵で畳床の裏側が描かれています。 手縫い床なら裏面に糸の縫い跡が出るはずなのですが、絵には縫い目が無いのに畳の形になっています。 構造を推測すると、菰はワラの横手方向に編み上面と裏面に使用し間に縦方向に編んだ菰を挟み上下の菰を縄で繋ぐと畳床の形になります。確かに春日権現験記絵巻の絵でも裏菰が締まり込んだ部分が濃く描いてあります。北野天神縁起絵巻の畳を丸めて火事から避難しようとしている絵図の畳とは構造が違うと思われます。
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2022年04月10日

口縫いが済むと

P1070126.JPG 手縫い床製作は口縫いから始まります。前回の畳職人絵図の手縫い床製作の膨れた描写はこの時なのですが、口縫い部分が済んでも、絵図程は膨れません口縫い部分が締まるので、畳床は菰を平らに組んでいるので残り部分はこの程度に見えます。
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2022年04月02日

かたさぐり

P1070001.JPG   手縫い床を縫っている写真です。縫い方は本探り(ほんさぐり)と片探り(かたさぐり)があり右肩を畳床の下に入れる為に付け台を上げて縫います。 手縫い床は探りながら縫うのが基本です見ながら縫うと時間が掛かります。探り縫い、は難しい! 畳屋の一級技能検定を受験出来る実務経験が15年だったのは、このあたりが起因しているのでは?   実際に戦前の東京では兵隊検査までに筋縫い床までが出来るようになって兵隊から帰ってから、掛け縫いを習い30才になりやっと独り立ち出来るのが畳業界だったようです。
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