2010年05月13日

やっぱり内隅

畳の縁を角に縫い付ける作業が隅作りです。(隅止め、角作りなど地域により呼び方が違います)  作日の仕事は20数年前に新築したお宅の表替えでした。綿の黒縁はアチコチすり切れていました。 畳をあげて床のある八畳間と下の六畳間で隅造りを変えた事を思い出しました。外隅の六畳間と内隅の八畳間では、やはり内隅が古くなっても布目の戻りや隅の緩みも無くて予想以上に差がありました。技能検定で内隅をさせる理由が実感出来ました。手間が掛かっても隅作りは糸で縫うのが良いようでタッカー等の釘止めは錆びで畳表が傷みますし釘が腐ると隅が崩れてしまうので論外ですね。

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2009年10月05日

縫い始めと縫い終わり

技能検定では畳縁を縫い付ける平刺工程では縫い始めと縫い終わりの針の位置が問題として昔から出題されてますが畳表を巻きつける框巻きの縫い始めと縫い終わりの位置の問題は出題されてないようです?框巻きの縫い始めと縫い終わりに位置は畳表の目数で外側から4目から6目程度が良いようです。外過ぎると平刺し工程に入る前に隅のイ筋を引く工程に無理が生じます。平刺の位置より外まで縫うのは論外ですが、この位置で縫い終わっている機械縫いが多いですね 縫い始めと縫い終わりの位置は次の仕事に影響が出ます。

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2008年06月29日

三畳一人役

技能検定が始まった当時、一級の標準製作時間は2時間40分でした。3枚縫うと8時間なので三畳一人役になります。三畳一人役は板入れ畳では最低基準の仕事です。二畳一人役なら4時間ですから材料も高級品を使うようになりますし、それに比例した仕事になります。製作基準が作られた頃は仕事の仕様が判っている方が作られたのでバランスが取れた仕様でしたが、近年バランスが悪いと感じます。二畳一人役と三畳一人役がごちゃ混ぜに為っていませんか?

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2008年04月22日

抜き先の直し方

本日の表替えの仕事は先週のムラゴザだらけの隣の部屋でした。前回の仕事で抜き先が下がっていたのでしょうか?古ゴザで返し部分を足したので更にまずい事に為っていました。抜き先部分が下がった場合に返しを入れ直す方を多く見受けますが、返しを入れても抜き先の下がりは直りません。技能検定では抜き先の直し方の学科問題が出題された事があったのですが、最近は出題されません、ここらあたりが間違った仕事が横行している原因かも?  抜き先部分の下がりを直すには畳縁を縫う平刺し工程で口ゴザを入れて直します。酷い抜き先の下がりは床の胴配部分(大手配)を割って二つ折にした古ゴザを入れて直します。抜き先直しの口ゴザはサラ付けの口ゴザ程深くは入れませんし、口ゴザは古い麻引き表に拘る必要もありません、下がりの浅い場合は糸引き表で良いと思います。厚すぎるゴザ(中継ぎ表)は抜き先に段違いが生じるので不適当です。

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2007年10月20日

三四五法

三四五法を技能検定学科問題で出題すると三尺四尺五尺の順番程度でしたが今後は三尺方向に付く曲と四尺方向に付く曲を計算で求める問題が出題されるかも知れませんね。三四五ですから矩形の数値を当てはめれば答えは出てくる筈なんですが、実際に使うと大ガネと小ガネで面白い数値の誤差が出てきます。ピタゴラスの定理をあてはめてるなら大ガネ小ガネでも曲は同じになるはずですが、根本的問題がありました。ピタゴラスの定理は直角三角形でのみ当てはまるのであって、大、小、の曲がある場合は、ピタゴラスの定理を、もう一歩踏み込んだ計算式が必要なようです。

posted by 四代目 at 21:58| Comment(4) | TrackBack(0) | 技能検定