2021年02月23日

鎹止めの長さ

技能講習会で久しぶりに技能検定の過去問題を勉強しました、またまた、ブログのネタを頂きました。
過去問題では隅作りで鎹止めは(かすがい)は畳表の経糸一本にかける(理由は経糸に掛けないと鎹止めが埋没して隅作りが崩れるから)でした。
新しい問題は鎹止めの長さを選択するもので、正解は4分を選ぶのですが、鎹止めの長さは一概に決める事は出来ません。
畳縁は四つで裁断する場合、五つで裁断する場合、六つで裁断する場合で巾寸法が違います、現在多く使われる五つ割り巾の化繊畳縁でも鎹止めの上げる位置と経糸を挟んで降ろす位置で長さが違う事になるのです。鎹止めの長さを問うのは設問としては不適切でしょう。
posted by 四代目 at 17:42| Comment(0) | 技能検定

2020年11月06日

実務経験15年U

技能検定が始まった昭和30年代後半には畳製作の技能検定1級を受験できる実務経験は15年、2級で7年でした。技能検定の課題は1級で三畳一人役の板入れ畳を2時間40分で製作するので当時の技術レベルでは多くの受験者が時間内に済ませていました。(全て上手に仕上がっていた訳ではありませんが)現在は3時間半なら上出来で4時間かかる受験者が見られます、時間が掛かってしまう理由は手縫い作業で畳製作をしてないからの一言です。  機械縫い畳製作では、何十年経験があっても、経験一年生でも手縫い経験10枚の方が上手い理屈です。
戦前の畳屋では高等小学校を出て、畳屋へ丁稚に入って兵隊検査までには一人前の職人になっていました。5年〜7年も仕事をすればツケ仕事、全般に、手縫い床製作でも棒縫いから始まり筋縫い10通り程度までは出来たそうです。 何故、実務経験15年なのか? 兵隊検査を済ませて仕事に復帰し更に5年〜6年の経験を積めば掛け縫い床を縫わせてもらえて30才、これで実務経験15年となります。 我が家の昔話から、、、兵隊検査が済んだ職人さんが何人も二代目に掛け縫い床の教えを請いに来られたようです、、、、その後独立されて戦後の組合幹部になられたとか。
posted by 四代目 at 23:34| Comment(0) | 技能検定

2019年11月04日

第二回講習会

畳技能士会主催の技能講習会が行われます。今年度から秋にも行う事になりました。

日時は11月24日

場所は山口市矢原、ポリテクセンター山口

開始時間  午前8時30分 〜 終了時間 16時30分

講習内容  板入れ畳製作と採寸の指導
posted by 四代目 at 19:14| Comment(0) | 技能検定

2016年03月06日

講習会

P1080323.JPG板入れ畳製作の講習会です。三名の参加がありました。

posted by 四代目 at 22:00| Comment(0) | 技能検定

2016年02月01日

実務経験15年

技能検定が昭和30年代後半に始まった当時は、実務経験が15年無いと、一級技能検定の受験が出来ませんでした。板入れ畳を作るくらいで、なんで15年も実務経験が必要なんだ!受験の出来ない20代の職人さんから不満が出ました。確かにツケ仕事で実務経験15年は必要としませんが、当時の業界幹部の皆さんが戦前に修業をした方なら、特に東京では手縫い床まで修業の課題でしたから15年は最低ラインの修業年数だったのです。
技能検定が始まった時分には手縫い床を作る事も無くなっていたのに、その後、長く実務経験15年が続きました。 

posted by 四代目 at 23:43| Comment(0) | 技能検定