2010年04月20日

六尺五寸の畳

畳のサイズは京間 (関西本間) が六尺三寸で一番大きな畳となっています。例外的に一枚物の大畳では規格外のサイズも在るようですが、建築で最大サイズは長さが六尺五寸巾が三尺二寸五分の畳が江戸城の上段の間と京都御所の二箇所に敷いていたようです。当然、柱間が広くなりますから建物自体が通常より大きいサイズの建物であったのではと推測します。

先日、読んだ本によると御所畳が一番大きな畳で他では無いような内容でしたが我が家の二代目が聞いた話では江戸城上段の間も六尺五寸で御所畳が使われていたようです。

江戸の町は徳川家康が京都の棟梁を呼び寄せ作らせたと言われてますが、畳のサイズからも納得できます。

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2010年03月11日

返し針

畳針をお願いしている沢田畳道具製作所さんに、従来より細い5寸2分の返し針を試しに作って頂きました。予想以上に抜けの良い針となりましたが細くした分だけ折れや曲がりに注意が要るようです。関西の返し針5寸ならバランスが良い針になるかな?畳針は胴の太い部分と元の細さのバランスに鋼の質まで畳屋の好みが入り、針屋さんも大変です。個人的には折れ易くても抜けが良い針がイイですね。

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2009年08月21日

ロクとマル

陸、碌と書くのでしょうか?関東では曲の無い事をロクと言います。関西は本間(京間)が基準なので、中物の畳を3尺1寸5分で作る方が多いようです。その為に残念ながら中物畳が下前目のり、でない畳を多く見かけます。昔はマル物と言われる本間の標準品を作り置く畳屋もあり、これが採寸法だけではなく下前目のり、など垢抜けしない仕事の一因でした。職人さんが我が家に来ると、最初に戸惑うのは、中物畳はロクでマルじゃない!昔の職人さんは腕に自慢の方が多く、自分の流儀と違う事に反発もありますが、理由を聞くと納得です。

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2007年08月27日

頭板の縫い方

頭板の縫い方も関東と関西では違います。二本糸で縫う関東方式、一本糸で縫う関西方式、縫い方も当然違ってきます。関西では松葉の形になるように縫います。店に依っては真ん中から縫い始めて、行って戻って真ん中で終わる縫い方をする方いるようです。どちらが良いかと聞かれても困ります。理屈から外れなければ、どちらでも良いと思います。自分の仕事に固執する前に違う方法を試したら関東、関西、の良し悪しが見えると思います。 畳床が手縫いの時代なら板入れ畳の価値は確かに在りますが、現在の十貫目床を板入れ畳にするとなると大変です。関東方式、関西方式に拘らないのがベストでは?

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2007年03月17日

敷きゴザ

我が家では付け台で仕事の時に敷きゴザを使います。どうも全国的にには使われてないようです。裏白表の巾を折り曲げ縦ゴザを入れて2尺×2尺5寸程度サイズの合わせのゴザを作り、三枚を巾で繋ぎにして敷きゴザとします。付け台で正座して仕事をする時には使いやすいですね、座っての仕事なので少し弾力をもたせようとスポンジを芯に入れたら傷みやすくなり、これは蛇足でした。

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