2013年06月13日

敷きゴザ

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作業台の下に敷く、敷きゴザが新しくなりました。  作業時に古ござを敷いても済みますが、敷きゴザの方が正座をして膝を滑らす時に楽です。 麻引き裏白を折り曲げて縦ゴザと合わせて敷きゴザとします。 裏白表ですからサラの畳表より曲げ難いですが、これが縁無の練習になります。

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2012年12月28日

一番包丁

畳屋の包丁で一番大きい包丁が巾落としの時に使う落とし包丁です。大きい順に一番、二番、となります。関西と関東では畳床を切る、落とし作業の仕事が違い包丁の大きさが違います。 関東方式では手板を使い一息で一度で切り落としますますので長さの長い包丁が必要になります。理由は切り落とした面の艶まで評価になるからです。途中で息継ぎをしたり、グズグズ仕事をすると形が崩れると叱られた記憶があります。確かに一度落としは綺麗ですが畳屋にとっては大変です。

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2012年12月11日

東京畳

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半畳縁無し畳の下ごしらえの写真です。東京の下町で生まれた仕事で猫も杓子も琉球畳、琉球畳と言われるので敢えて東京畳と言いましょう。

これが四つ板仕様の仕事で通常の諸目表を使用して縁無し畳を作ります。江戸時代後半になり金持ちになった下町の庶民階級から生まれた仕事だそうで、四方向に板を入れて手間の掛かる高価な畳です。(さりげなく見栄をはる江戸っ子の心意気だったのではと我が家の三代目)半畳の市松模様にしたのは明治時代になり設計師の方の発案ではと推測しますが詳しい事は判りません。

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2011年05月06日

職人の昼飯

昔から職人の扱い方は関西と関東(東京だけかも)で大きく違っていました。関西では親方になれないのが職人になるとの考え方で、食事も親方が座敷で職人は板の間や土間で食べる風習だったようです。東京では座敷で親方も職人も同じ釜の飯を食べる風習でした。小僧や半人前の職人は土間や板の間の一段下がった場所で食事をする扱いで、早く一人前になって座敷で食事出来る腕前になれよ!と食事にも職人養成方法がありました。

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2010年06月28日

畳技能者養成指導書

昭和28年に作られた本を見せて頂きました。さすが東京、仕事の基本は確りと教えようとする職人文化が残っていたのだと感心しました。内容は仕事はもちろんですが、労働基本法からなんと英会話まで記載されていました。昭和30年代後半には畳製作教本の作成など東京の仕事に対するオープンな姿勢は、仕事が多くあり、宵越しの銭を持たなくても済んだ職人達の心意気の名残でしょうか。

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