2016年08月09日

食べられる畳

熊本城の畳は芋がらで作ってあったそうです。加藤清正が朝鮮出兵の時に蔚山籠城で食べ物に困り、熊本城の築城でサトイモの茎の芋がらで畳床を作れば、非常時に食料になるとの考えだったのでしょう。畳屋からすれば、畳床の一部を芋がらで作る事は可能と思われますが、随分と縫い難かったのでしょう。このたびの熊本震災で壁が壊れて芋がらの縄が見つかったようです、興味が湧きますネ。

posted by 四代目 at 08:03| Comment(0) | 職人の本音

2016年07月21日

綿縁も生産者が無くなって

P1080616.JPG映画八つ墓村の撮影が行われたお宅です。市の文化財になっています。畳工事の最中で、熊本県産の麻立表に化繊の茶の無地縁が付いていました。床の間は引き上げてありませんでしたが、龍鬢表に金七宝になりそうな予感が…もったいないなぁ…。
でも、綿縁すら生産者が無くなりつつあります。近い将来、天然繊維の麻縁や綿縁は自分で作る時代になるかも?

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2016年06月13日

四つ板

P1080035.JPG半畳縁無し畳の四つ板です。麻引き表の高級品を使用した縁無し畳では、ここまでの下こしらえをしないと通用しません。
建材床では安物の糸引き表などの曲げ易い表しか通用しません、青表(七島表)など麻糸を使用した畳表では巾攣りをすれば、寸法が減ります。ワラ床で縦ゴザを入れる畳でも高価になりますが、板入れ畳ですから。さらに高価な畳となるのが、欠点となります。

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2016年05月31日

殿、利息でござる、と真田丸

映画、殿利息でござるを見に行きました。面白い映画でした。時代劇を見ると時代考証がお粗末な事が多く見られますが、この映画は原作者が確りしていて、おまけに出演していて思わずニヤリ。
畳も屋根瓦も少なく、江戸中期頃の風情を感じられる映画でした。毎週、見ている真田丸の高麗縁だらけの城内の畳を見ると、疑問を感じます。あっさりと板の間なら良かったのに、、、、毎朝のテレビ番組でも高麗縁の座敷がでますネ、、、、、どうしたもんじゃろうかのォ。

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2016年05月27日

畳は備後の五分縁で

P1080512.JPG落語の演目、牛ほめで語られる一節で、与太郎が畳は備後の五分縁でございます。を畳は貧乏でボロボロでございますとなります。
写真は五分縁で表替えした畳です。畳表一目を縫う仕事で、現在では忘れられた仕事です。仕事は難しく見た目もバランスが悪いように見えます、何故、五分縁なのか? 七分縁を付ける茶道の流派もあるようです。仕事の歴史を遡ると、上敷きをオシマクリ床に付けたのなら五分縁もあり得るかな? 理由を推測するのも、面白そうです。

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