2022年12月13日

プロの意地

IMG_0619.JPG 今日は昭和40年代に作ったスタイロ畳の表替えの仕事でした。畳屋さんも機械化に為っていたのに、返し縫いを手で入れてあります。これで当時の事を思い出しました! ♬スタイロ、スタイロ、軽い畳 とテレビで盛んにコマーシャルをしていて、軽く作るためにメーカーは横手のワラを薄く這い込んで畳床を作るように指導していました。横手配を薄くすると、機械縫いで返し縫いをすると畳縁が付く部分が下がります。この為に仕事に拘りのある畳屋は返し縫いだけは手で入れてました。「安物なのに手で返しを入れなきゃならない」「上前だけは手で返しを入れたぜ」などボヤキを多く聞きました、プロ意識が畳屋さんにあった頃の話です。
posted by 四代目 at 17:42| Comment(0) | 昔話

2022年09月21日

太麻の違い

IMG_2722.JPG  現在の紡績糸の太麻が上側で下の黒い太麻が江戸時代の太麻です。昔は備後表生産者が麻を栽培もしていたそうです、麻を栽培して刈り取りで余分な物を燃やして酔っ払った昔話を聞いた事があります。栽培が規制される前に作った何十年物の太麻糸もありました。太麻表は山が高く織れて見た目が良いのですが、現在の紡績糸の太麻ではイ草で織るのはは難しそうです。
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2022年09月17日

江戸時代の糸

IMG_2720.JPG 現代の糸と昔の糸の違いが判る写真です。右の黒い糸は木綿の糸で左の糸は現在の化繊の糸で間の4本の糸が江戸時代の麻糸です。黒糸は木綿の紡績糸で裁縫に使用する糸で畳には通す事すら出来ません。右側から2番目3番目が江戸時代の麻糸で畳を縫う糸です。木綿糸の太さで畳に畳縁を縫い付ける事が出来る程丈夫なのです。紡績糸と違い麻を細く裂いて撚り、糸とするので繊維が丈夫で400年以上経っても切れずに残っているのです。別の見方をすると丈夫過ぎると後の畳屋が困る事になります。仕事で古い余分になった糸は取り除いてが基本の基本ですが、、、、見えないから、、、、お金にならないから、、、確かに!
posted by 四代目 at 23:13| Comment(0) | 昔話

2022年09月02日

旧帝国ホテル

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明治村にある旧帝国ホテルです。ライト設計の建物で完成するまで、予算オーバー等で色々有ったそうですが、関東大震災でヒビひとつはいらず面目躍如だったそうです。明治村には西園寺公望邸を見に行ったのですが、移築時に畳が新しくなっていたようで、2代目の仕事が残っていたらと期待していたのですが残念でした。
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2022年09月01日

大震災から99年

関東大震災から99年だそうです。10万人の死者数のうち火災で9万人亡くなったとか。家財道具を持って避難する、広い場所だった本所、被服廠跡は多く人と可燃物の家財道具に火炎旋風が襲い酷い惨状だったそうです。 我が家は浅草寺に避難して難は逃れる事が出来たそうです。「長かったねえ、動けねえんだよ、柱に、しがみついて、家の前の道路が波打つを見てたよ」 一昔前はグラッときたら火を消して!の標語が有りましたが、「動けねえんだよ」と鼻で笑ってました。 今は変わり揺れが収まってから火を消してに為っているようですが、違う問題が出そうですね。  南海トラフか関東直下地震か100年目が怖そう!
posted by 四代目 at 23:33| Comment(0) | 昔話