2020年03月10日

東京大空襲

3月10日は東京大空襲がありました。死者10万人、負傷者は100万人だったそうです。我が家の三代目は当地の軍指定の畳工場で仕事をしており、伝手を頼りに切符を手に入れ一週間後に東京に戻りましたが、焼け野原で
家の在った場所に栃木県に疎開したとの立札があり安堵したそうです。  田舎に行けるか!強気だった祖父でしたが、当日は今までとは違うと感じて非難を始めたのですが、焼夷弾に追われて逃げ場を失い橋の上から河原に布団を投げて、それに飛び降りて命だけは助かりましたが、祖父は足を痛め障害者となりました。 徴用で炭鉱に引っ張られたり、家を焼かれたり、怪我をしても国から保証があるわけでもなく、国破れて山河だけですね。
posted by 四代目 at 14:27| Comment(0) | 昔話

2019年07月10日

六畳一人役

IMG_0357.JPG裏ゴモを新しくして、締め直しをした写真です。我が家の三代目は出仕事で、締め直して表替えの6枚を一日で済ませました。締め直しは畝を6本程度と粗かったそうですが、現代の畳屋では半分の仕事が出来ないでしょうね。

posted by 四代目 at 07:16| Comment(0) | 昔話

2019年07月04日

毛ワラと縦ゴザ

IMG_0338.JPG江戸時代の昔からの仕事でも毛ワラを付けたままの仕事、縦ゴザも七島表で仕事をした手縫い床が残っています。
毛ワラが残っていれば畳上面に毛ワラの跡が浮き上がってきます。縦ゴザも裏白の引き通し麻引き表を使用しないと、七島表の裏白表やサラの畳表を使用すると、床に勝ちすぎて抜き先部分の納まりが悪くなります。昔の仕事が全て正しいわけではありません。
七島表を毛ワラで止めた仕事など、まあ呆れるほどの自己流です。

posted by 四代目 at 19:11| Comment(0) | 昔話

2019年07月03日

肌菰(はだごも)

IMG_0345.JPG手縫い床用の上配になる肌菰です。六符で編む糸菰です、五寸間隔で巾寸法が三尺五寸で編んでいます。昔は糸が高価なので、手縫い床はワラを割いて撚りをかけたワラ紐で編んだ符菰(ふごも)が大半で、糸で編んだ糸菰は最高級品だけに使用したようです。

posted by 四代目 at 19:36| Comment(0) | 昔話

2019年06月05日

畳の寿命

畳表の寿命は使用頻度にもよりますが、5年程度の間隔で裏返しと表替えをして頂くと良いのでは思います。
国鉄の時代には官舎を2年で、黒縁と茶縁で裏返しと表替えを行っていました。子供さんの居られる家では2年でも耐用年数ギリギリの事があり、年配の方や単身赴任の家では傷んでなくて勿体無いと感じる事もありました。使いの荒い部屋では畳表の擦れが見られたら、早く仕事する事をお勧めしています。
お客様の中には畳表が日焼けするとか、擦り切れるとか、安物も高級品も同じ色じゃないとおかしいとか、無理難題を言われる方がおられます。畳表は植物です長持ちはしません、化学表でも紫外線劣化や静電気で同じ程度の耐久性です。

posted by 四代目 at 23:56| Comment(0) | 昔話