2019年02月13日

縦ゴザを使用した縁無し畳の講習会

DSCN3569.JPG2月24日に山口市矢原のポリテクセンターで技能向上講習会が行われます。課題は縦ゴザを使用した七島表(琉球表)の縁無し畳の製作です。縦ゴザの削ぎから縫い付ける位置など、理論と実践を指導します。見学は自由なので興味のある方は手当と返し針を、ご持参ください。

posted by 四代目 at 19:31| Comment(0) | 仕事の話

2018年11月29日

太麻と二本芯の六配い表

DSCN3367.JPG太い麻糸で織った六配表と、麻糸の二本芯で織った六配表です。
上が太麻糸で、下が麻糸二本芯です。山の高い畳表を織るには太い麻糸を使用するのが良いと思っていたのですが、織り上げて比べると、麻糸二本芯と大差は出ませんでした。糸の番手は細くても二本芯にすれば糸の太さが太麻糸と同じなので、織り上がりは理屈は同じになる筈ですが、理屈道理で無い処が面白い結果になりました。

posted by 四代目 at 22:20| Comment(0) | 仕事の話

2017年09月28日

朝飯前に2〜3枚

今では高級品のような扱いの七島表(琉球表)ですが、昭和30年代までは当地では炭鉱住宅に多く敷かれていましたし、商家の店先や一般の家庭でも台所などでは見られました。当時の畳縁は木綿なので擦れに弱く、使いの荒い部屋では縁無し畳が普通でした。
七島表の表替えになると簡単な仕事で、前日の夕方に水に浸けて湿らした七島表に待ち針で折り目を入れて折り曲げてスッポンで返し縫いをするので、一枚目の折り目を入れたら次の表を水に浸けておくなど、段取りが早く仕事をする秘訣で、朝飯前に2〜3枚は出来る簡単な仕事でした。

posted by 四代目 at 19:29| Comment(2) | 仕事の話

2017年08月03日

表繫ぎ

DSCN2287.JPG昭和30年代に中継ぎ表の裏返しで、表繫ぎを行ってます。框が傷んだ場合などの仕事ですが、畳表を繋ぐ仕事は手間が掛かるので、裏白表で交換して済ませる畳屋が多数と思われますが、これも仕事ですから一度は経験して手間の割に難しい事を感じて欲しいものです。


posted by 四代目 at 18:27| Comment(0) | 仕事の話

2017年06月26日

屑糸と釘だらけの畳

本日の表替えで引き上げてきた畳は、新畳から5回目の仕事のようで、屑糸・錆びた釘だらけで畳縁を縫い付けている抜き先が下がり、六枚の不要の屑糸を取り除くに3時間の手間が掛かり、ガタガタの寸法を直し、クチゴザを入れて抜き先を上げて、全て済ますのに3人で5時間掛かってしまいました。
手縫いで仕事をした昔と違い、表替えでも機械縫いの現在の製作法は、畳縁を縫い付ける多量の糸が古い糸屑を縫い重ねる事で口部分を固めてしまい、畳縁が外側に下がっている畳が多く見られます。これを「抜き先が下がる」と畳屋は言いますが畳製作教本には記載されていません、これだけが理由ではないでしょうが、現在の畳屋の仕事のレベルは間違いなく下がってます。

posted by 四代目 at 22:48| Comment(2) | 仕事の話