畳製作の基準となっているのが全国的には技能検定です、一級技能検定のレベルは板入れ畳の並品程度の仕様で技能検定が始まった頃は制限時間が2時間40分で縫い上げるので三畳一人役でした。
その後、床継ぎ、表継ぎ、床の間、などが加わり製作時間が延びて5時間となり、針の縫い足を少し小さくしてお茶を濁して済ませて二畳一人役に為ったと思っているのでしょうか? 個人的には二畳一人役の仕事は現代では、もう無理と思われます。 二畳一人役以上の高級品では畳縁を縫い付ける平刺し工程は肘締めです、何故そのように規定するのか? 肘締めしか行わない地域、足締めしか行わない地域、各々の仕事の利点と欠点を見ると、何か見えるかも?です。
2022年12月08日
二畳一人役
posted by 四代目 at 23:16| Comment(0)
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