2021年05月31日

下手の長糸

畳糸の長さは、おおよそ両手を広げたヒトヒロ程度です。仕事の途中で畳針が畳に刺さった状態の時に糸を繋ぎます。今回の講習会でも糸の捌きが出来なくて糸が縺れる事が見られました。この様を昔から、畳屋では下手の長糸と言われてます。原因は両手で針を上げ下げするからで、指に引っ掛かり、手皮に引っ掛かりして糸が縺れて笑われてベソを掻く様となります。 平刺し工程でも返し縫工程でも基本は左手は親指を上に畳を押さえ、右手一本で針の上げ下げを行えば糸を順繰りに送れるので縺れる事は無くなります。が まあ、呆れる程、両手で針と糸を引きながら作業する畳屋さんは多いです。  今回も、ネタを頂きました、 針を刺した状態の時に糸を繋ぐと指導すると、前の糸が針穴に入った状態で次の糸を繋いで、「針が抜けません!」、確かに!「繋げたか?凄いな?」 下手の短糸と呼んでも可笑しいし、笑うしかありませんでした。
posted by 四代目 at 18:19| Comment(0) | 職人の本音
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