2019年05月21日

縦ゴザの理屈

縦ゴザは畳床の口部分を固める作業で、現在の仕事では琉球表を使用した縁無し畳製作では、縦ゴザを縫い付けて口部分を固めてから、巾落としを行います。縦ゴザを縫い付ける位置は返し縫いの針を上げる位置より5分程度、内側で畳床の畝の山の際に山削ぎした縦ゴザを縫い付けます。が、現在流通しているワラ畳床では口部分までガチガチに固まっていますので、通常の仕事では縦ゴザは蛇足に為るような気がします。
昔の手縫い床の時代では口部分は下配のワラや芥が無く、機械床のように糸で縫い固めていないので柔らかく、平刺しのへコワラだけでは口が固まらないので、重量のある上物の筋縫い床や掛け縫い床には縦ゴザは必要な仕事になります。
口部分を1寸5分〜1寸8分で縫うとの菰1玉内側に一番の畝を縫うので縦ゴザの巾は2寸〜2寸5分程度に落とし部分を入れた寸法になります。返し縫いの巾が1寸8分程度に縫う理屈も同じです。

posted by 四代目 at 00:23| Comment(0) | 手床
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