2014年08月28日

野州麻と出雲麻

昔は日本中で太麻が栽培されていて、畳表の縦糸の麻は自前で栽培し縦糸に麻踏みしたそうです。

備後や備前地方の麻は、品質の問題で畳表などに使い難い原料だったようで明治時分には自前の麻以外に栃木県の野州麻や島根県の出雲麻を買い付けて畳表を織っていたようです。

明治になり産業としてイグサ栽培や畳表、花ゴザの生産が広まると自前でイグサを栽培して畳表に織る形からイグサや麻をを買い付けて織り専門の業者も現れるようになると綺麗な畳表にする為に縦糸の品質まで拘るようになるのは当然の事でしょう。

当県の岩国市にアラソ(麻の皮を剥した状態の麻)を仕入れに行った記録もあり日本中で大麻が栽培されていた例と見る事ができます。戦後は大麻は栽培できなくなり、国内ではマリファナ成分の無いトチギシロを開発した野州麻のみが残っているようです。

posted by 四代目 at 05:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 昔話
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