半畳縁無し畳です。通常の畳表を使用しています。畳に当たる光の反射が縦方向と巾方向で違うのを見せる仕事で、近年多く作られているムシロ織りの目積織りの畳表では光の反射具合が劣るようです。 写真の縁無し畳がワラ床を使用しての四ツ板仕様の縁無し畳でこれが本当の半畳縁無し畳です。東京の下町で生まれた仕事です敢えて言えば半畳縁無し畳は東京畳と言うべきで、琉球畳ではありません。 江戸時代になるまで琉球王国は日本ではありませんでしたので琉球は畳の文化圏に入ってはおらず琉球に畳は無かったはずです。 昔から日本中で作られた縁無し畳は琉球と言われる七島表を使用する縁無し畳で半畳縁無し畳を作る仕事はありませんでした。縁無し畳が姿を消していた30年の間に歴史も仕事も忘れられて平成になり琉球畳なる畳が大手を振っていますが、、、、怪しいなぁ、、、大丈夫?半年で折り目が擦り切れたら恥ですよ、、。
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