2007年09月12日

締め直し

昔は新畳は高価なものでした。 古くなり薄くなった畳床は裏に新しいコモを縫い付ける締め直しの仕事が結構ありました。製畳機が出来てから畳床が安くなり縫い直すよりサラの畳床に変えた方が安価になり床の締め直しの仕事は無くなりました。 締め直しの方法は手間の掛け方により色々ですが、安物なら国刺し(建材床の縫い方) 手間を掛けるなら畝つぶし(筋縫いを繋ぐ縫い方)などがあります。 昔の農家ではコモや炭俵を作られる方も多くあり、仕事に行き畳床が傷んでいると、コモを編むから締め直しをしてくれ、と頼まれる事がありました。

posted by 四代目 at 01:29| Comment(4) | TrackBack(0) | 手床
この記事へのコメント
全く未知の世界です!
今まで見た経験もありません・・・
 今、注文が来たとしたら、間違いなくサラにしていただくと思います。情けないですが・・・
Posted by sugitatami at 2007年09月12日 18:52
sugitatamiさまコメントを有難うございます。
我が家でも当然、サラをお勧めします。 最近ネタに困っています、たまたま見た冊子で締め直しの仕事で上面にワラを縫い込んだ仕事を見たので、今回のネタにさせてもらいました。
Posted by 四代目 at 2007年09月12日 22:07
締め直しや縁をつないで無駄を無くすと言った
後世に残す?と言った伝統技法が無くなって行く現状に寂しさを感じる事が時々あります。

先代の経験した技法を100%継承は難しいですが
出来るだけ引き出して後世に継承できるようにしたいものです
Posted by 畳屋っ子(サスケ) at 2007年09月15日 19:22
サスケさまコメントの返事が遅くなりすみません。昔の技法がなくなる、大きな理由はコストだと思います。畳表に焼き焦げを作った場合でもイグサを抜いてその部分だけにイサシをしたらサラまたは裏白表に替えた方が安くすみます。無駄な仕事はないと思います。違う形で必要な事も在ると思います。
Posted by 四代目 at 2007年09月20日 00:52
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